リモートワーク参加の原則

2017.08.04

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市谷 聡啓

ギルドワークスで、フルリモートワークを日常とする仕事の進め方を丸3年行ってきて、分かったことを「原則」という形で、まとめてみました。

リモートワーク (ここでの状況は、ごく一部がリモートワークというよりは大半の人が、もしくは全員がリモートという現場を想定している) で、「同席」と同じような前提で、仕事をしてもうまくいかない、ということは共通理解だと思います、

全員がほぼリモートの環境では、人と人のコミュニケーションは組織イメージとして「階層構造」を前提とするのではなく、 「ネットワーク」 を想定したほうが良いでしょう。

つまり、「リモートワークを上手くやるには」は言い換えると、 「ネットワーク的な集合体で仕事を上手くやるには、どんな条件が必要か?」 ということになります。

以下は、「リモートメンバーがネットワークに参加する際に確認すること」としてまとめてみました。 (ちなみに、「ネットワーク」として考えると誰もがリモートメンバーだ)

1. 地理的な位置づけで、仕事のメイン、サブがないことを確認する。

2. 企業としての責任を果たすために、社内のレポートラインはある。確認する。

3. どこまでが、この仕事(プロダクトやプロジェクトなど)の関係者か。また、その関与度合いの強弱を明確にしておく。

4. 他者から何を期待されているか明確にする(お互いに)。

5. 仕事の、目標とする完成度のレベル感を一致させておく。

6. 共に仕事を成し遂げる関係にあることを意識する。

7. 組織の1人として、果たすべきミッションがあることを把握する。

8. ミッションのために、組織できめたやるべきこと、自分がなすべきことを理解する。

9. ミッションに基づくタスクも、他者と共同してあたる仕事であることを意識する。

1-2は、前提の前提といえます。3-6は、プロジェクトとかプロダクト開発とか、ある程度範囲が限定された状況下での、日常的な原則。 7-9は、ネットワーク組織の一員としての原則、と言えます。

もし、フリーランスでリモートワークに参加するならば、原則1-6にまず注意をはらうべきでしょう。越境するならば、原則7-9まで踏み込むことになるでしょう。

ご参考までに。

Photo credit: Send me adrift. via VisualHunt / CC BY-NC-ND