DebTab

  • ホーム
  • DevTabとは
  • 記事一覧
    • きたえる
    • かえる
    • つくる
    • みちびく
    • たばねる
    • つたえる
かんたんログイン
Githubでログイン
Githubアカウントでかんたんにログインして、DevTabをもっと便利に使おう。

DebTab成長しつづけるデベロッパーのための情報タブロイド

DebTab

ログイン

検索 検索

価値探索とUXデザイン・その2:インタビューで他者の世界を理解する

写真佐々木 将之

つたえる

2017.12.02

ポイントポイント

0

この記事は、 ギルドワークス アドベントカレンダーの二日目の記事です。

はじめに

前回の記事(重なる理解と重なる世界)で「二次的理解」(=他者の理解の仕方を理解する)と「二重コンテキストモデル」(ネット利用における文脈と、実生活における文脈の2つが存在する)ことを書きました。
では、それをどうやって理解するのでしょうか。方法としては「インタビュー」が適切な場合が多いです。今回は、ギルドワークスの価値探索で実践しているインタビューについて書きます。

インタビューと行動観察

先に、インタビューの他にどんな方法があるかについて、「行動観察」というものもあります。
それぞれの使い分けとしては、行動観察は利用者の「外側からみる」方法で、インタビューはInter-viewの言葉通り利用者の「内側からみる」方法です。
先に説明したように「他者の理解の仕方を理解する」というのは、利用者の内側をみる必要があります。ですので、インタビューが重要になってきます。

インタビューの流れ

インタビューの計画をする

何をどのようにインタビューするのかを計画します。
例えば、既にサービスがプロトタイプでもある場合は、そのサービスに触れてもらい、インタビューすることがあります。サービスがまだない場合は、仮説として建てた課題があるのか、その課題に対してこちらが検討しているサービスが刺さりそうかをインタビューしていきます。

インタビュー対象を集める

インタビューの対象者を集めます。
いわゆる縁故で、知り合い伝いにインタビュー対象者を集めることもあれば、リクルーティング会社を通じてやったり、クライアント側で集めてもらうこともあります。
例えば、「ソフトウェア開発者」であれば、縁故で集めることも難しくないです。しかし、対象サービスが医療の領域であったりすると、縁故では難しいケースも出てくるため、他の方法をとることもあります。

よく、どのくらいの人数をインタビューするのかというのが話題になります。ユーザビリティ上の課題を発見するという目的で広まっている「5人」が多いですが、仮説検証を目的とする場合は、もっと多くの人にインタビューするケースが多いです。

インタビュースクリプトをつくる

インタビューを思いつきでやってしまうと、場の流れで聴きたかったことを聴けないケースもあります。
なので、ギルドワークスでインタビューを実施/実施サポートする場合は、インタビュースクリプトを必ず作成します。
割と多いのは、対象者を誘導してしまうケースです。意図して誘導してしまうケースは論外ですが、意図せずにちょっとした言葉で誘導してしまうこともあります。スクリプトを事前に作成することで、誘導していないかチェックすることができます。

インタビューを実施する

実際に、インタビューを実施します。
様々な気をつける点はありますが、短い時間の中で可能な限り対象者の信頼を得て、対象者の言葉を引き出すことを主眼に実施します。
インタビューを実施した内容は、Google Driveのスプレッドシートなどを利用して、対象者の言葉を記録していくことが多いです。

インタビューの結果を分析する

インタビューを実施していくとGoogle Driveのスプレッドシートに結果が溜まっているはずです。
その結果を元に、最初に建てた仮説が合っているか、どんな背景で対象サービスを利用しているのか、などを分析し、傾向をまとめます。

まとめ

  • 利用者の背景を理解するために、インタビューは有効な手段である。
  • インタビューは計画・対象者集め・スクリプト作成・実施・結果分析というステップを踏むと実施しやすい。


明日も ギルドワークス アドベントカレンダー をよろしくお願いします。

Photo by boellstiftung on VisualHunt / CC BY-SA

共感した

ポイントポイント

0

取り消す

この記事に共感したら、何度でも押してこの記事のポイントをみんなでアップしよう。

自分の感想を残す

この感想は、サイトに公開されることはなく自分にしか見えません。自分の考えのログを残すために感じたことを登録し、のこしておきましょう。あとで振り返ったときに、あのとき自分はこう考えていたのかということを知ることにより、あなたの成長へとつながります。

Githubでログイン

Githubアカウントでかんたんにログインして、DevTabをもっと便利に使おう。

  • ひとつ前の記事

    価値探索とUXデザイン・その1:重なる理解と重なる世界

  • ひとつ後の記事

    TDD Kataのすゝめ

この記事もどうですか?

JP_Stripes Tokyo Vol.5のLT枠で登壇してきました ~ Stripeを1年使ってみて思ったこと ~

この記事は、 ギルドワークス アドベントカレンダーの14日目の記事です。 12月14日に行われたJP…

つくる

つたえる

2017.12.14

ポイント
0

つたえるために意味を考え、名前をつける

Photo via VisualHunt ギルドワークスの佐々木です。 最近、ランディングページをR…

つたえる

2016.04.25

ポイント
0

ユーザー視点に立つとは、その人にとっての「違い」を分かること

ギルドワークスの佐々木です。 ユーザー視点に立つということ 「ユーザー視点に立つ」と言った際に、何が…

つたえる

2017.02.20

ポイント
0

シェア
  • Twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Google Plus

ログインして
ブックマーク

  • Twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Google Plus
  • ログイン
LINE@

新しい記事が出たときや、注目の記事などを
定期的にLINEでお知らせしていきます

LINEで登録

LINEイメージ

DevTab
成長しつづけるデベロッパーのための情報タブロイド

株式会社ギルドワークス
https://guildworks.jp
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ

Copyright © GuildWorks Inc. All Rights Reserved.

ページのトップへ