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リーダーシップを取る人はプロジェクトの途中で変わってもいい

写真中村 洋

かえる

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2016.08.25

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リーダーとは一度決まればずっと変わらないもの?

チームでプロジェクトにあたる際に「リーダー」と呼ばれる人がいると思います。このリーダーはどのようにして決まっているのでしょうか? 社内での肩書き?経験年数?これから挑むプロジェクトへの理解度でしょうか?

そしてリーダーは一度決まればプロジェクトを通じてずっと変わらない固定の役割なのでしょうか? 組織の体制図に表現されるリーダーは固定ですし、組織ごとのリーダーの決め方があるでしょう。 ただ、複雑で様々な課題が待ち受けているプロジェクトに立ち向かう際には「リーダーとは一度決まればずっと変わらないものではなく、状況に応じてリーダーシップを取る人(=リーダー)は変わるもの」と考えています。

リーダー="すべて"を決断する人?

「リーダーの仕事は"すべて"を決断することだ」と考えている人が中にはいます。 組織上の役割として、最終的に責任を取るということもあります。

しかしプロジェクトには様々な課題や難しさが待っています。予想できるもののそれを乗り越えるには相応の困難がある課題もあります。また全く予想外のことも起きるかもしれません(そもそもソフトウェア開発プロジェクトでは全てを予想することは難しいことです)。

そのようなプロジェクトを1人のリーダーのスキル、判断だけで進めていった場合、プロジェクトの目標を達成することができるのでしょうか?

その課題を解決できる得意技を持っている人が「その場のリーダー」

プロジェクトで出会う様々な状況を解決できる得意技を持っている人が「その場のリーダー」となり、リーダーシップを持ってチームを引っ張っていけば良いと考えています。

ファンタジーRPG(ロールプレイングゲーム)を例にすると、普段は戦士がリーダー役を務めていますが、戦士の武器が効果的でなく、様々な魔法でないと倒すことができないモンスターと相対する時にはその魔法を使いこなすことができる魔法使いがリードします。また罠が犇めく迷宮ではその罠を発見し、解除できるスキルを身につけている盗賊がリードしていきます。

このような時に戦士が、魔法の知識や罠に対するスキルがないにもかかわらず「リーダーだから」という理由で判断、決断するとチームはいともたやすく危機に陥りいます。 また、魔法使いや盗賊が都度その内容をリーダーに伝え、その判断を下すのを待っていては時間もかかりますし、刻一刻と変化する状況には対応できません。

このようなとき、リーダーや他のメンバーはその状況を打開できる人に「チームをリードすること」を託すことになります(託したから丸投げではなく、必要に応じてサポートしていきます)。

「それはリーダーが決めることです」という言葉

プロジェクトを進めて課題にぶつかった時、本来その課題を解決できる可能性のある人が「それはリーダーが決めることです」という言葉を吐き、意見を積極的に言わず、チームをリードしていく振る舞いを見せないとどうなるでしょう?

チームの歩みは止まり時間がムダに過ぎたり、誤った方向に進んでしまいプロジェクトのゴールを達成することができなくなるかもしれません。

その言葉にはどこか「自分はこのプロジェクトの成功は自分は関与しません」という心の声も漏れ聞こえてきます。

リーダーが状況に応じて変わるために必要なこと

リーダーが状況に応じて変わるためには、どこに向かうべきかプロジェクトのゴールが分かっている、一緒に向かうチームメンバーの得意なことが分かっていることが必要です。 その土台として、プロフェッショナルとして腕を信頼していることも必要です。

これらのことを実現するためのきっかけとして、「ドラッカー風エクササイズ」や「ジョハリの窓」といったお互いのことを知るワークをしても良いでしょう。

「プロジェクトの成功のために、課題を解決できる自分がリーダーシップを取っていい(むしろ取ることを期待されている)。」というふるまいを理解し、実践している人達のチームであれば、プロジェクトの様々な課題を乗り越えることができると考えています。

Photo credit: SparkCBC via Visual Hunt / CC BY-SA

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