ギルドワークス市谷です。
これから開発をはじめようという際に、お客様に一読をお勧めする書籍があります。
『アジャイルサムライ』です。
※注意:この記事は2015年5月25日にGuildWorks Blogで公開したエントリをリライトしたものです。
発刊から相応の時間が経っていますが、どのように開発を進めていくことになるのか、ざっと把握して頂くためには未だ便利な一冊です。ただ、事業会社に所属し開発のご経験がまだ浅い方が読むには、ヘビーです。開発するプロダクトの責任者でかつ、どのようなプロダクトにしていくのか意思の代表者として、プロダクトオーナーという役割があります。これをお客様に務めて頂く上では、その視点により適したガイドが欲しいところですが、まだこれというものはありません。プロダクト開発を始める際に、プロダクトオーナーとしてどのような役割が期待され、どのような進行となるのか、ご状況にあわせてお伝えするようにしています。
ギルドワークスで「価値探索」と呼んでいる、サービスや事業の企画(顧客開発)の場合には『リーン顧客開発』が手頃な一冊です。
「価値探索」を始める際、お客様にお話していることと内容的に近く、参考図書としてお薦めできそうです。「アントレプレナーの教科書」や「スタートアップ・マニュアル」の前に読む「まずはこの1冊目」という本が出て来た感じがしています。
あとは開発現場のコーチで入るならば、『Scrum Boot Camp The Book』『リーン開発の現場』を推させて頂きたいところ。前者は仕事のやり方の基本として。後者は、練度が上がってきた現場にお薦めしたい本です。これから始めることのナビゲーションとして、またベースとなる共有したい知識として、書籍も活用次第で強力な味方となってくれるでしょう。
『アジャイルサムライ』
『リーン顧客開発』
『Scrum Boot Camp The Book』
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