関西のエンジニア不足
大手IT企業の多くが首都圏に拠点を構えています。その結果、エンジニアとしての就職を目指し上京する地方出身の方や、「情報の最先端である東京で働きたい!」と思い上京する方を多く見てきました。
一方、近年では大阪の産業構成における情報通信業のシェアも年々増加し、現在では東京都同様にまで割合が拡大、大阪にある多くのIT企業がエンジニア不足に嘆いています。
「エンジニア不足」は関西IT企業が抱える共通課題です。
私が所属する、スマホ向けRPG「ゆるドラシル」等ゲームを主軸にインターネットを活用した自社サービスの開発をするクローバーラボ㈱も同じ課題を抱えています。
チャレンジできる環境
「エンジニアが常に不足している」からこそ、エンジニアがより活躍できる環境であると思っています。クローバーラボも含め、関西の多くのITベンチャー企業では、自社サービスを提供しており、エンジニアという職種に縛られず、サービスの企画段階から関わり活躍しているエンジニアがたくさんいます。
当社ではサービスを開発する際に、デザイナー、プランナー等、他の職種とチームを組みますが、エンジニアでも企画段階からどんどん意見を出し、そのアイディアが実際に反映されることも日々数多くあります。エンジニアの視点であるからこそ提案できる事がたくさんあると思っていますし、その視点を活かしてプロダクトや人材のマネジメントスキルをつけていくエンジニアもいます。
またITベンチャーにとって、大企業などの整備されたワークフローはとても貴重であり、そういった経験をどんどんアウトプットしてもらうことは、他のエンジニアにとって良い刺激にもなります。
スタートアップの企業も多い中、大企業での経験を活かして、幅広く活躍しているエンジニアもいます。
地域の開発者が協力し合って、業界を盛り上げていく
関西ならでは?かもしれませんが、とてもフレンドリーなエンジニアの方が多いと思いますし、他社であってもエンジニア同士のコミュニケーションはとても協力的だと感じます。
イベントやSNSを通して繋がり、お互いがイベント情報や開発に関する情報等を流し合ったり、飲み会を開いたりしている方も多いです。(もちろん個人的に活動されている方も多いですが)
当社にとって、自社の優秀な人材を確保・育成することはとても大事ですが、関西のIT業界を盛り上げていくことも大事だと思っています。
その活動の一環でイベントの開催を行っていますが、その際には多くの開発者が積極的に協力してくれています。
イベントを通して、開発者同志の情報交換の機会も増えるので、自社の開発者の成長につながっていますし、中には当社に応募しようと検討してくれる方もいらっしゃります。
コミュニケーションが好きな方だと、関西はエンジニアとしてより成長できる環境かもしれません。また、開発者が自身で勉強会を開くときでも、気軽に「やろう!」と言ってくれる方も多いので、情報発信も行いやすいと思います。
関西の元気なITベンチャー企業が東京に集合!!
エンジニアが働きやすいように、エンジニアの意見に柔軟に対応し、新しい技術を取り入れられるようしていたり、勉強会参加費を全額負担したり。その上、安定した生活を築けるように福利厚生もしっかり整備している企業は関西にたくさんあります。エンジニアが生産的に働くためにも、、社内環境を充実させることはとても重要だと思います。
そういった取り組みを行う、元気な関西のITベンチャー企業10社が集まるイベントを2016年4月26日(火)19:30〜 東京の白金台にて開催します。関西ITベンチャーが自社サービスや、開発環境を語りあうイベントとなっています。
ご興味のある方はお気軽に参加してみてください。
※イベントページはこちら
http://wantedly-ui1.peatix.com/
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