ギルドワークスの佐々木です。本日はギルドワークスでリモートワークをどのように実現しているかについてお話しようと思います。
ギルドワークスではコーポレートサイトの「ギルドワークスと組む」で紹介している通り、「つくり手が社会にとって必要な存在としてポジションを高めていくこと」を目指して、様々な面からつくり手(エンジニア)の働き方を広げる活動をしています。そのためにギルドワークスでは、ギルドの一員として「正しいことを正しくつくるためのコンテキストを整えること」をミッションとしています。今回はギルドメンバーの働き方を広げる方法として、リモートワークをどのように(How)実現しているかをお伝えします。そもそも私(佐々木)は、現在宮城にて勤務をしています。
ギルドワークスでは主に外部のツール・サービスを使って、リモートワークを実現しています。主要なツール・サービスを紹介します。主なツールを簡単に図に整理してみました。
この中から、以下の5つのサービスを簡単に紹介していこうと思います。
- Slack
- Sqwiggle
- GitHub
- BaseCamp
- Pivotal Tracker
1. Slack
https://slack.com/
フロー情報の管理に「Slack」を利用しています。一言で言えば「チャット」なのですが、グループの拡張性の高さ、各種webサービスとの連携の容易さなどから、実質的にコミュニケーションの中心になっています。ギルドワークスでは、ギルドワークス以外のギルドメンバー含め、プロジェクトごとにグループをつくったり、関心事ごとにグループをつくったり、GithubやPivotalTrackerと連携したり、様々な用途で利用しています。
リモートワークにおいて、「ちょっとしたこと」で連絡がとれることは安心感があります。代替としてChatworkやHipChatなどがあるかと思いますが、組織メンバーに合うものを利用できるとよいと思います。
2. Sqwiggle
https://www.sqwiggle.com/
ギルドワークスメンバーのみで試験的に導入しているツールです。1分or5分に1回画面キャプチャを撮り、それがメンバー全員に共有されます。画面を見れば、その人がPCの前にいるかどうか分かり、その人の画面をタップするだけで(半強制的に)通話状態になります。
カメラの切替時に不安定であるなど、多少の難はありますが、相手がどんな状態か分かり、いつでもコミュニケーションをとれるというところに価値がありそうです。
3. GitHub
https://github.com/
言わずと知れたウェブサービスです。開発したソースコードを管理しています。pushなどの通知はSlackにあがります。リモートワークでも混乱なくソースコードを管理でき、下支えしてもらえている印象です。
4. BaseCamp
https://basecamp.com/
プロジェクト管理ツールです。プロジェクトに関する資料や、それに紐ついたコメントの履歴がすべて残るため、ストックすべき情報がここに載ってきます。slackで盛り上がった話題をBaseCampに転記する、といった使い方もしています。
様々なプロジェクトが同時進行で進むと、メールだけではあの資料どこだっけ、やりとりの履歴どこだっけといったことになりがちです。BaseCampで管理しておけば、たいていの資料はすぐ見つけることができるため、非常に便利です。
5. Pivotal Tracker
http://www.pivotaltracker.com/
プロジェクト管理ツールです。機能については、他の記事を参照していただいた方がよいと思います。
リモート側で、今何が優先的に対応すべきなのか、この先何が必要なのかを把握できると、安心感があります。その優先度は、日を追うごとに変化があります。そういった変化をリモートでも追うことができ、有用であるように思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ギルドワークスではこのようなツールを使って、リモートワークを実現しています。この記事を読んでギルドワークスと組みたいといったことがありましたら、お気軽にご相談ください。→お問い合わせ
※注意:この記事は2014年8月21日にGuildWorks Blogで公開したエントリをリライトしたものです。
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