ギルドワークスの現場コーチがコーチするチームは必ず「ふりかえり」を行い、フィードバックループを強化するようにします。
現場コーチはひとりで現場にいることもあり、自身へのフィードバックループが働きづらいこともあります。このような時、次の作戦やアクションを導き出す根拠が見誤ってしまったり、視野が狭くなってしまい、判断を誤る可能性があります。
このような状態になりそうな時には、バディを組んで現場コーチをします。バディはテレビドラマ海猿で知られた言葉で、ギルドワークスでは背中を預けることができる仲間、相棒を意味しています。
※注意:この記事は2016年1月15日にGuildWorks Blogで公開したエントリをリライトしたものです。
バディを組む意義
バディを組むことで、一緒に作戦を考えて計画を立てることができ、一緒に現場でコーチをしてその雰囲気を感じ取り、一緒にふりかえりを行うことでフィードバックループを回すことができます。
そこでは「次回はこのアクションをやろう」「もっとここに力を入れてみてはどうか?」といった会話が交わされます。
また現場では一緒にワークショップをすることでスムーズに進行できますし、またコーチそれぞれの得意技を活かすことで、現場の改善の質をより上げることもできます。
現場コーチはその現場に深く踏み込むので、必然的にコンテキストが厚くなりがちです。それため、ひとりだけの視座や考え方に偏りがちです。そうなってしまうと、現場やクライアントがより効果を得られる機会を失ってしまうことにもなります。
繰り返しになりますが、バディを組むことでこういう損失を防ぐだけでなく、より効果を得られる機会を提供できます。
バディからのフィードバック
バディ同士の会話にフォーカスすると、そのフィードバックは「正しいものを正しくつくる現場を増やす」という現場コーチのミッションを背負うゆえ、忌憚のない、耳に痛いものもあります。
そのフィードバックを受け入れ、向き合うことで、現場コーチ自身の腕も上がります。
このような点からも「フィードバックを素直に受け入れることができる、安心して背中を預けることができる」バディを組む価値があります。
今回は現場コーチのバディにフォーカスしましたが、これは他の役割などでも同じように応用できる取り組みですので、興味のある方は一度やってみてはいかがでしょうか?
このような現場コーチの活動を始めとして、ギルドワークスのやっていることに興味を持った方はお気軽に【ギルドワークスに依頼する】をご覧の上、お問合せください。
Photo credit: The U.S. Army via Visual Hunt / CC BY
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