WordPressとは
WordPressは、今や世界でシェア26.4%(コンテンツ・マネジメント・システムの中ではシェア 59.5%) (*1)であり、公開されているサイトの4つに1つはWordPressということになります。仕事での開発に、プライベートでブログに、触れる機会が多い方も多いのではないでしょうか。
ところでそのWordPressですが、「誰が作っているのか?」ご存知でしょうか。
*1 Usage statistics and market share of WordPress for websites, June 2016, https://w3techs.com/technologies/overview/content_management/all
WordPressは「オープンソース」
WordPressをインストールするのは5分で済みますが、完了までに使用許諾書に同意を求められることはありません。その理由は、WordPressが「オープンソース」のCMSだからです。「オープンソース」とは、特定の企業や団体が管理し、ライセンスを保有するものではなく、誰もが自由に使えて、自由に参加することができるという世界です。つまりWordPressは「誰でも使えて」「誰でも参加できる」ということです。
WordCampは「ただのカンファレンスではない」
WordPressが日々アップデートされ、広まっていくには様々な人の力が必要です。WordPressコア、テーマやプラグイン、ドキュメント、フォーラム、ローカルなコミュニティの運営など、様々な人がWordPressやそのコミュニティに関わっています。しかし、その取り組みは、普段は多くの人の目に触れにくいものもあります。WordCampでは、そういった日頃なかなかスポットの当たりにくい部分で貢献をしてくださっている方に、たくさん登壇していただきたいという目的があります。
また、WordPressには「テーマやプラグインも100%GPL(全てを自由に使えるように)」というコミュニティの方針があります。自分の作った著作物に自由なライセンスを選択する、ということを不思議に思う方もいるかもしれません。そういった方に、オープンであることにどういう意義があるのか、どんな変化があったのか、ということをテーマやプラグイン開発者さんに発表していただき、知ってもらう機会でもあります。
オープンソースへの関心の高まり
ここ数年でオープンソースやオープンデータなど「オープンであること」への関心・価値が高まっています。10年前までは想像もできなかったような企業が、自社の製品をオープンソース化したり、オープンソースへ貢献するニュースが増えています。WordCamp Kansai 2016では、WordPressの開発や運用にとどまらず、オープンソースへの参加に焦点を当てたセッションやハンズオンなども企画しています。
今年のテーマは「for the future "未来へ"」
今年のWordCamp Kansai 2016のテーマは「for the future "未来へ"」です。WordPressの未来とは、Webの未来とは、ぜひ7月9日10日は一緒に未来を覗きに来ていただければと思います。
WordCamp Kansai 2016 開催概要
公式サイトよりぜひ参加登録ください!
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