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成果をあげるための一本の補助線。

写真市谷 聡啓

みちびく

2016.11.04

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どうすれば仕事で成果をあげられるか。そのために何を学ぶべきか。また、何に気を払うべきか。タフクエスチョンですね。常に考えさせられる問いかけではないでしょうか。新人のときでも、歳を重ねたとしても、向き合い続ける問いの一つですね。

当然ながら、こうすれば必ず仕事で成果があげられる、これを学べば必ず成果があがる、といった答えがないことは誰もが理解するところ。それに、問い自体が同じでも、置かれた状況によって、その都度答えも変わるはずです。

この問いを考える上で、一本の思考の補助線があります。それは「どうすればexcuseをせずに済むか」です。仕事が思うようにいかないとき、excuseが思い浮かんだり、口走ったりする。あるいはチームメンバーや関係者から、聞いたりする。excuseの声があがるのは仕事場では珍しいことではないかもしれませんね。

仕事をする上では様々な背景、事情、状況があるもので、往々にしてそれらが課題解決を難しくします。時として、自分の力の及ぶところではない、及びそうにないところが原因で、仕事が上手くいかないこともあるはずです。そんな時、ポロッとexcuseの一つも言いたくなる...。

「そんな優先度でこのプロジェクトをやるなんて聞いてなかったよ...。」

「それは、さすがにあちらの役割でしょう...。」

「そんなこと、気づいた方が連絡してくるものでしょう!」

などなど。確かに、何もかもをすべて見通すことなんて出来ないでしょう。事態が起きた、その時は思いもよらなかった。しかし、起きた後の今はどうでしょう。既に、そんな事態を経験してしまいました。次は、気を払うことができる可能性が出てきました。

プロジェクトマネージャーでなくても、このプロジェクトの優先度を関係者で確かめ合う声をあげることは誰でもできます。

予め決めた役割に意味がなさそうならば、役割を踏み越えて最初から気を払っていれば問題を検知できるかもしれない。

自分の経験や常識が通じないようであれば、代わりに相手の視点に立つことで打てる手が見えてくるかもしれない。

excuseを出来る限りしなくて済むように、考える、動く。この誓いに本気になればなるほど、やるべきことが見えてきます。自分の足りないところもよく見えてきます。何を学ぶべきか悩むことはもうないでしょう。

一方、何もかも自分でやろうとするのもまた、状況を難しくするでしょう。自分一人でのみ挑み続けるのは良い作戦とはいえません。やるべきことが見えたならば、チームで事にあたれば良いのです。逆にいうと、だからこそチームワークが必要であり、その前提となるチームビルディングが重要になってくるのです。

そもそも、私たちは自分たちが思っている以上に、気づいていると思うのです。

(ああ、これはやばいなー。きっとこのプロジェクトは納期必達だよ。のんきにやっている場合じゃない)

(はぁ、と言っていても、きっとこの役割分担意味ないんだろうな)

(そこはかとなく、心配だ。きっと後で、連絡漏れがあるぞ)

これらの声を押し込め、気づかなかったことにするのか、発覚したときの退路を確認して、時を待つのか。いずれにしても、これは本文冒頭の「仕事で成果をあげよう」という心意気からは遠いですよね。

なお、「excuseを出来る限りしない」を突き詰めていくと、自ずと越境することになります。越境とは、表出しているもの、暗黙的なものを問わず、前例や慣習、制約と思しきもの、役割による境界などを、踏み越えて事態を進める行動のことです。もちろん良い方向へと進むことを期待して行います。越境には想像される抵抗と負荷から、相応の意思が求められます。

ここで自分に問い直すわけです。自分が何を達成したいのか、どうありたいのか。いつだって、前に進む力は自分の中にあると、私は思います。

※注意:この記事は2015年7月21日にGuildWorks Blogで公開したエントリをリライトしたものです。

https://www.flickr.com/photos/44580780@N05/4652242363/

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