この記事は、 ギルドワークス アドベントカレンダーの9日目の記事です。
はじめに
前回の記事(ユーザーの体験の流れを理解する)では、カスタマージャーニーマップについて紹介しました。
私が担当の最後の回では、インタビューやカスタマージャーニーマップをどう利用するか、全体的な視点についてまとめたいと思います。
鳥の目:キャンバスで俯瞰する
「鳥の目」として、全体を俯瞰する視点が必要なことが多いです。
全体を俯瞰するためには、何らかのキャンバスを用いることが多いです。キャンバスは多数の種類があり、過去にまとめた記事を紹介します。
キャンバス・マップをまとめてみる(前半)
キャンバス・マップをまとめてみる(後半)
ギルドワークスでは、「仮説キャンバス」を利用することが多いです。
虫の目:インタビュー
「虫の目」として、実在するある人物を詳細に観ていくことがあります。
詳細に観るためには、行動観察など「外から観る」方法と、インタビューなどで「内から観る」方法があります。
インタビューは、2つ前の記事で紹介しました。
インタビューで他者の世界を理解する
![](https://devtab-production.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/images/136a04a79ab447dc4f319e806fda2b7f/13981256424_9658f31715_b.jpg)
魚の目:カスタマージャーニーマップorサービスブループリント
「魚の目」として、ストーリーや実際の行動の「流れ」を見ることが多いです。
![](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/devtab-production/self_uploads/jorneymap/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88+2017-12-10+07.03.13.png)
よくあるのは、カスタマージャーニーマップで、これは前回の記事で紹介しました。
ユーザーの体験の流れを理解する
こちらの記事も参照ください。 カスタマージャーニーマップ、失敗のすゝめ
他に、サービスブループリントという、利用者からは見えにくいサービスの裏側の動きに着目した可視化方法もあります。
まとめ
- ユーザー体験の可視化には、鳥の目・虫の目・魚の目という3つの視点がある。
- 仮説キャンバスなどを使って、全体を俯瞰する(鳥の目)。
- インタビューや行動観察などで、ある対象を詳細に観る(虫の目)。
- カスタマージャーニーマップなどを使って、流れを見る(魚の目)。
![](https://devtab-production.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/images/4a111e532cfd6afdf5a9b6f1cbc98ff6/three_views.png)
明日も ギルドワークス アドベントカレンダー をよろしくお願いします。
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